Glowを「ただ光らせるだけ」と思っている読者と、「明るい部分を検出して外側に光をにじませる」と伝える解説者の比較カット
Glowは明るい部分を検出し、その外側に光をにじませて発光を再現するエフェクトです。

 

モーション周期表のGlowの定義・使うエフェクト・主要3項目をまとめた結論サマリ図解

 

この記事でできること

モーション周期表のGlowの動き基本的な作り方がわかる

グローの主要パラメータの読み方がわかる

Glowと相性のいい組み合わせ・使いどころがわかる

※「Glow」をすぐに実践したい方はこちらをご参考ください。

モーション周期表のGlowは「明るい部分を外側に光らせる」エフェクト

モーション周期表「Glow」の特徴

明るい部分を検出して、その輪郭の外側に光をにじませる発光エフェクト

エフェクト「スタイライズ」→「グロー」を適用して再現する

Photoshopやillustratorの「光彩(外側)」とほぼ同じ表現を1つのエフェクトで作れる

Glow(グロー)は、ブラーと似た「ぼかし」を使うエフェクトですが、役割が違います。ブラーが輪郭そのものをぼかすのに対して、Glowは輪郭の外側にだけぼかしを広げます。これによって、光源が光っているような「光のにじみ」を再現できます。

考え方としては、Photoshopやillustratorの「光彩(外側)」とほぼ同じものと捉えると分かりやすいです。Blurが「形をぼかす」エフェクトなら、Glowは「明るい部分に光を足す」エフェクト、という整理になります。

Blurは輪郭をぼかし、Glowは明るい部分の外側に光をにじませる、という両者の違いを並べた仕組み図解
ブラーが形をぼかすのに対し、Glowは明るい部分の外側に光をにじませて発光を再現します。

Glowは「グロー」のエフェクトを使う

サナ
サナ
Glowって、ただ明るく光らせるだけのエフェクトじゃないんですか?
シン
シン
Glowでは、明るい部分を検出して、その外側に光をにじませることで発光を再現できます
テキストやロゴを光らせたいときに、とても出番の多いエフェクトですよ

Glowの作り方(3ステップ)

Glowの作り方3ステップ(レイヤー準備→グロー適用→しきい値・半径・強度の調整)の操作方法図解
Glowは「レイヤー+グロー」の組み合わせで、明るい部分を光らせる発光表現を作れます。

Glowが向いている場面

Glowエフェクトが向いている4つの使用シーン(テキスト発光/ネオン/光源のにじみ/幻想的演出)を並べた用途別図解
Glowはテキストやロゴの発光から雰囲気づくりまで、「光ってる感」を足したい場面で幅広く使えます。

グローの主要パラメータの読み方

サナ
サナ
グローって項目がいくつかあるけど、どこを触れば光り方が変わるんですか?
シン
シン
最初から全部を触らなくて大丈夫ですよ。
まずは「グローしきい値・グロー半径・グロー強度」の3項目を押さえると、Glowの基本的な光り方を調整しやすくなります

この3つは、それぞれ「どこを光らせるか」「どれくらい広く光らせるか」「どれくらい強く光らせるか」を決める項目です。

  • グローしきい値(Glow Threshold):どの明るさ以上を光らせるか。値を下げるほど暗い部分まで光りやすくなる
  • グロー半径(Glow Radius):光のにじみの広がり。大きいほど柔らかく広く光る
  • グロー強度(Glow Intensity):光の強さ。大きいほど明るく強く光る

このほかに、グロー基準(カラー/アルファ)で「何を基準に光らせるか」、元を合成(前/後/なし)で「元の素材と光をどう重ねるか」を選べますが、最初は上の3項目だけで十分です。

ざっくり目安(実践編より):グローしきい値=やや低め/グロー半径=中くらい/グロー強度=中くらいから始めると整えやすいです。
※具体的な数値と「なぜその値か」、キーフレームでの光のゆらぎは実践編で扱います。

グローの主要3パラメータ(しきい値/半径/強度)の役割と使い分けを1枚にまとめた解説図解
3項目を「どこを/どれくらい広く/どれくらい強く」の3軸で押さえると、Glowの光り方を整えやすくなります。

※After Effectsのバージョンや日本語/英語UIの違いによって、エフェクト名・メニュー名・表示位置が異なる場合があります。実際の画面に合わせて確認してください。

※この記事では、グロー(Glow)エフェクトを使った一例として解説しています。似た発光表現は、レイヤースタイルの「光彩(外側)」やCCグロー系など別の方法でも作れる場合があります。

※実際の操作手順(パラメータ具体値・キーフレーム・光のゆらぎの付け方)は、実践編で順を追って解説します。

まとめ|押さえる3つのポイント

Glow を押さえる3つのポイント

① モーション周期表のGlowは「明るい部分を外側に光らせる発光エフェクト」として捉える。形をぼかすブラーとは別軸の表現になる

② 作り方は「レイヤー+グロー」。エフェクトの「スタイライズ→グロー」を適用する流れ

③ 慣れるまでは3項目(グローしきい値・グロー半径・グロー強度)だけ触る。この3つで Glow の基本的な光り方はほぼ整う

次は実践編|テキストやロゴを光らせるGlowを作ってみよう

理解編でGlowの3項目を整理した読者を、実践編で実際に手を動かす段階へ誘導する掛け合い
次の実践編では、レイヤー準備からグロー適用、3項目の調整、光のゆらぎの付け方までを順を追って手を動かしながら確認していきます。