モザイクを「顔を隠すだけ」と思っている読者と、「映像をブロックに分けて粗くする」と伝える解説者の比較カット
Mosaicは映像をブロックに分けて粗くするエフェクトで、隠す用途以外にも使えます。

 

モーション周期表のMosaicの定義・使うエフェクト・主要3項目をまとめた結論サマリ図解

 

この記事でできること

モーション周期表のMosaicの動き基本的な作り方がわかる

モザイクの主要パラメータの読み方がわかる

Mosaicと相性のいい組み合わせ・使いどころがわかる

※「Mosaic」をすぐに実践したい方はこちらをご参考ください。

モーション周期表のMosaicは「映像をブロックに分けて粗くする」エフェクト

モーション周期表「Mosaic」の特徴

映像をブロック(四角いタイル)に分けて粗くする、いわゆる一般的なモザイク

エフェクト「スタイライズ」→「モザイク」を適用して再現する

映像の一部を隠す目的のほか、解像度が落ちた表現やレトロな演出にも使える

Mosaic(モザイク)は、画面を細かい四角いブロックに分割し、それぞれのブロックを1色で塗りつぶすエフェクトです。これによって、写真や映像が「カクカクと粗くなった」見た目になります。

ブラーやグローが境界をなめらかにぼかす/光らせるのに対して、Mosaicは四角いブロックの境界がはっきり残るのが特徴です。映像の一部を隠すために昔から使われてきましたが、モーショングラフィックスでは「解像度が落ちた表現」「レトロ・ローファイな演出」としても活躍します。用途は限定的ですが、他に代用が効かないエフェクトなので、押さえておくと重宝します。

ぼかしは境界をなめらかにし、モザイクは四角いブロックで粗くする、という両者の違いを並べた仕組み図解
ぼかしが境界をなめらかにするのに対し、モザイクは四角いブロックに分けて粗くします。

Mosaicは「モザイク」のエフェクトを使う

サナ
サナ
モザイクって、顔とかを隠すためだけのエフェクトじゃないんですか?
シン
シン
Mosaicでは、映像をブロックに分けて粗くすることで、隠すだけでなくレトロ表現や低解像度の演出も作れます
用途は限定的ですが、他に代えがきかない便利なエフェクトですよ

Mosaicの作り方(3ステップ)

Mosaicの作り方3ステップ(レイヤー準備→モザイク適用→ブロック数調整)の操作方法図解
Mosaicは「レイヤー+モザイク」の組み合わせで、映像をブロック状に粗くする表現を作れます。

Mosaicが向いている場面

Mosaicエフェクトが向いている4つの使用シーン(対象を隠す/レトロ風/故障演出/モザイク解除)を並べた用途別図解
Mosaicは対象を隠す用途から、レトロ表現や解除アニメまで、「粗さ」を活かす場面で使えます。

モザイクの主要パラメータの読み方

サナ
サナ
モザイクって設定が少ないけど、どこを触れば粗さが変わるんですか?
シン
シン
モザイクはパラメータが少ない分、押さえどころもシンプルですよ。
まずは「水平ブロック・垂直ブロック・シャープカラー」の3項目を見れば、モザイクの基本的な見た目を調整しやすくなります

この3つは、それぞれ「横の粗さ」「縦の粗さ」「色の鮮やかさ」を決める項目です。

  • 水平ブロック(Horizontal Blocks):横方向のブロック数。数値を大きくするほど細かいモザイク、小さくするほど粗いモザイクになる
  • 垂直ブロック(Vertical Blocks):縦方向のブロック数。考え方は水平ブロックと同じ
  • シャープカラー(Sharp Colors):オンにするとモザイクの発色が鮮やかになる

ここで注意したいのは、ブロック数は「大きい=細かい」という点です。数字を上げると粗くなりそうに感じますが、実際は逆で、ブロックがたくさん並ぶぶん1つ1つが小さくなり、細かいモザイクになります。

ざっくり目安(実践編より):水平ブロック・垂直ブロックは既定の10前後から始め、粗くしたいときは数値を下げ、細かくしたいときは上げて調整します。
※具体的な数値と「モザイク解除アニメ」のキーフレームは実践編で扱います。

モザイクの主要3パラメータ(水平ブロック/垂直ブロック/シャープカラー)の役割と使い分けを1枚にまとめた解説図解
3項目を「横の粗さ/縦の粗さ/発色」の3軸で押さえると、モザイクの見た目を整えやすくなります。

※After Effectsのバージョンや日本語/英語UIの違いによって、エフェクト名・メニュー名・表示位置が異なる場合があります。実際の画面に合わせて確認してください。

※この記事では、モザイク(Mosaic)エフェクトを使った一例として解説しています。似た表現は、CCブロックロード(CC Block Load)やぼかし系の併用など別の方法でも作れる場合があります。

※実際の操作手順(ブロック数の具体値・キーフレーム・モザイク解除アニメ・部分モザイク)は、実践編で順を追って解説します。

まとめ|押さえる3つのポイント

Mosaic を押さえる3つのポイント

① モーション周期表のMosaicは「映像をブロックに分けて粗くするエフェクト」として捉える。なめらかなぼかしとは別軸の表現になる

② 作り方は「レイヤー+モザイク」。エフェクトの「スタイライズ→モザイク」を適用する流れ

③ 慣れるまでは3項目(水平ブロック・垂直ブロック・シャープカラー)だけ触る。ブロック数は「大きい=細かい」を覚えておくと迷わない

次は実践編|モザイクで隠す・モザイク解除アニメを作ってみよう

理解編でMosaicの3項目を整理した読者を、実践編で実際に手を動かす段階へ誘導する掛け合い
次の実践編では、レイヤー準備からモザイク適用、3項目の調整、対象の隠し方やモザイク解除アニメまでを順を追って手を動かしながら確認していきます。