この記事では、After Effectsのモーションを整理した「モーション周期表」を再現する過程で、ChatGPTの協力を得ながら再現し学んだ情報を紹介します。
AfterEffectsを使っていくと、「複数のレイヤーに同じ動きをさせたい」「ほかのレイヤーの動きに合わせて違うレイヤーを動かしたい」と思う場面が必ず出てきます。
個別にアニメーションを作ることもできますが、「リンク(Link)」を使うことで同じ動きを簡単に再現可能です。
この記事では、モーション周期表にある「リンク(Link)の動き」を再現しながら、その仕組みと設定方法を解説します。
リンク(Link)アニメーションとは?
✅リンク(Link)モーションとは、「あるレイヤー(親)に設定された動きや値を、別レイヤー(子)に共有する仕組みのこと」です。
◇リンクを作る方法は主に3つ
①親子付けを使う
②ピックウィップでプロパティをリンクさせる
③【上級者向け】エクスプレッションで値を直接参照する
出典:Adobe After Effects(© Adobe Inc.)
今回は、その3つすべてを使って、モーション周期表の「リンク(Link)」を再現します。
モーション周期表のオーディオウェーブ(Audio Wave)を再現する
※ここからは、ChatGPTの説明を参考にしつつ、記事用に再構成しています。
回答と説明内容が若干異なる可能性がありますので、ご了承ください。
A.Linkモーションに使う図形を作成する
ChatGPTの回答その1【出典:ChatGPT(GPT-5.1, OpenAI, 回答日:2025年11月27日)】
1.新規コンポジションを作成(Ctrl+N)
①「リンク(Link)」などに名前を変更(コンポジションの内容を見分けるため)
②開始タイムコードを0秒、デュレーションを4秒に設定
2.親レイヤーを作る
①「レイヤー」から「新規」を開いて、「シェイプレイヤー」を選択。
②楕円形ツールから円を作る:塗り「あり」・線「なし」・正円(80×80px)・色の変更
③レイヤー名を「Main」で設定
※色は図形の区別ができればどの色でも大丈夫です。
3.子レイヤーを作る
今回は「子レイヤーを2つ作成」①「レイヤー」から「新規」を開いて、「シェイプレイヤー」を選択。
②長方形ツールから正方形を作る:塗り「あり」・線「なし」・正方形(40×40px)・色の変更
③レイヤー名を「Follower」で設定
※この「子レイヤー(Follower)」は、後ほどピックウィップを使って親子付けするレイヤーになります。
4.子レイヤーを複製する
①3で作成した子レイヤーを複製(Ctrl+D)
②正方形の色とレイヤー名を変更(レイヤー名を「Delay」で設定)
※この子レイヤー(Delay)は、後ほどエクスプレッションを用いてリンクアニメーションを行うレイヤーになります。
◇レイヤー整理のコツ
AfterEffectsでは、大量のレイヤーを扱うため、「レイヤー名の変更」と「レイヤーカラーの変更」は、作業効率に直結します。
「どのレイヤーがどのアニメーションの役割なのか」を一目で把握できるようにするのがポイントです。
◇「複製」はAEの頻出操作
類似の図形やアニメーションを使う場合は、 「一から作り直す」よりも「複製」した方が効率的なことがあります。
短縮キー(Ctrl+D)を覚えておくと便利です。
B.親レイヤーに子レイヤーを親子付けする
ChatGPTの回答その2【出典:ChatGPT(GPT-5.1, OpenAI, 回答日:2025年11月27日)】
5.「アンカーポイント」と「位置」の変更
✅アンカーポイントを中央へ:Ctrl+Alt+Home
✅位置を中央へ:Ctrl+Home
6.親となる図形に動きをつける
✅レイヤー(Main)をクリックして、位置(P)を開く
✅0秒と2秒、4秒地点で位置を指定して、それぞれキーフレームを追加する
(ChatGPTの回答どおり、0秒と4秒地点を左の位置に、2秒地点を右の位置に指定)
✅動きを滑らかにしたい場合は、キーフレームにイージーイーズ(F9)を活用。
(キーフレームを右クリック→キーフレーム補助→イージーイーズでも可)
◇図形を水平もしくは垂直に移動させたいとき
「Shiftキー」を押しながら移動させると、水平・垂直に動かせます。
【イージング関連の情報はこちらもご参考ください】
【AE】モーション周期表のアニメーション再現:イージング(Easing)
7.子レイヤー(Follower)の配置をずらす
✅親レイヤー(Main)の右下へ20~30px移動させる(任意の数値でOK)
8.子レイヤー(Follower)を親レイヤーへ親子付けする
✅子レイヤー(Follower)を「親とリンク」欄の「ピックウィップ」で親レイヤー(Main)の上までドラッグする
9.子レイヤー(Delay)にエクスプレッションを入力して、遅れた動きを作る
✅子レイヤー(Delay)をクリックして、位置(P)を開く
✅Altキーを押しながらストップウォッチをクリック
✅エクスプレッションに式を入力する
thisComp.layer(“Main”).transform.position.valueAtTime(time – 0.15)
※この式で「親の動きを0.15秒遅らせた動き」をコピーできます。そのため、「ピックウィップで親子付けしないこと」がポイントです。
◇この式は何を示す?
①thisComp.layer(“Main”).transform.position②.valueAtTime(time – 0.15)
①レイヤーを参照する部分
この部分が「このコンポの中における『Mainレイヤーの位置』」を示しています。
②時間を遅らせる部分
この部分が、現在の時間より0.15秒前の位置を参照しています。
※もし、時間だけでなく「位置もずらしたい場合」は、以下のような文章を追加します。(+[X軸,Y軸])
thisComp.layer(“Main”).transform.position.valueAtTime(time – 0.15)+[40, 40]
この段階までできたら、下記のようなアニメーションが出来上がります。
出典:Adobe After Effects(© Adobe Inc.)
おわりに
After Effectsを勉強する材料になるかもしれないので、時間があれば覗いてみてください。
以上、リンクアニメーションの説明でした。

