- まだまだたくさんの時間が残されているから一日ぐらい…‥
- 人生長いから考えなくてもなる様になるさ
「残りの人生」の話となると、何かと楽観視してしまいますよね。
私もそのうちの一人。
40代、50代、60代――未来の自分は何をしているだろう、と想いを馳せることがよくあります。
一方で、私と同じ年代の人やそれよりも若い人に先に立たれる場面も、何度も見ていることも確かです。
当たり前に過ごしているこの日々の中で、「もし明日が来ない」と仮定したとき、今を全力で生きていないと後悔してしまうと思いました。
題名にもなっているこの言葉は、ハリウッド映画の「アメリカン・ビューティー」にて複数回使われた言葉です。
聞けば当たり前の言葉ではありますが、果たしてこのことを肝に銘じて行動できている人はどれだけいるでしょうか?
今回は、「今日という人生は残りの人生の最初の一日」という言葉を考えてみます。
今日という人生が最初の人もいれば最期の人もいる
人は生きることにおいて、時間は無限にあると錯覚します。
一方で、人の命は有限であり、いつどこで死を迎えるかは誰にも予測できません。
自然災害や人災、疫病等で突然命を奪われる危険性と常に隣り合わせで生きています。
どんなに健康に気を遣って長生きするように努力したとしても、突然人生の幕が下りる可能性を排除することは不可能です。
ある人にはない未来がまだあなたにはある
人が最期を迎える際に、多くの人が特定の何かを行動しなかったことを悔いているそうです。
一見多くのことを成し遂げたように見える人でさえ、たくさんの後悔があったもしれません。
✅その人がつかめなかった未来が、今生きている人達には残っている
✅残りの人生が突然終わる可能性もゼロではない
今日という人生は「残りの人生の中の1日」、「終わりが見えている」から今日を大事にできる。
苦しい時期もあるかもしれません。
そのような中でも一日一日を大事にしてみてください。
他人のことも、そして自分自身のことも。
