- まだまだたくさんの時間が残されているから今日一日ぐらい…‥
- 人生長いから考えなくてもなる様になるさ
そう思っている方も少なくないと思います。
私もそのうちの一人ではあったものの、最近になって『本当に思っているほどの時間がのこされているのだろうか』という考えが芽生えてきました。
人生最期の日に後悔する事を考えた時に、今全力で生きていないと後悔しない生活は送れないと思いました。
題名にもなっているこの言葉は、ハリウッド映画の「アメリカン・ビューティー」にて複数回使われた言葉です。
聞けば当たり前の言葉ではありますが、果たしてこのことを肝に銘じて行動できている人はどれだけいるでしょうか?
- 人生の残された未来は〇〇であること
- 〇〇で、本来残された未来も失う可能性があること
- 全力を出さないと後悔して最期をむかえるかもしれないこと
この3点に焦点をあてて『今日という人生は残りの人生の最初の一日』という言葉を考えようと記事にしました。
今日という人生が最初の人もいれば最期の人もいる
人は生きることにおいて、時間は無限にあると錯覚します。
しかし、人の命は有限であり、いつどこで死を迎えるかは誰にも予測できません。
今までも突然の出来事で多くの命が失われました。
歴史は同じように人に試練を与え繰り返す
自然災害や人災、疫病等で突然命を奪われる危険性と常に隣り合わせで生きています。
ここ10年でも、東日本大震災でも多くの人が命を落とし、今回のパンデミックにおいても多くの命が失われています。
どんなに健康に気を遣って長生きするように努力したとしても、未来が突然失うことは誰しもあります。
パンデミックが与える人への影響
今後も、パンデミックによる影響で多くの命が危機にさらされる事になるかもしれません。
- ウイルス感染関係
- 大不況による経済的困窮
特に、経済面のダメージが心配です。
経済面のダメージは、人の幸福感を奪ってしまいます。
どんなにやりがいのあることが出来ていたとしても、日々の食事もとることが出来ないぐらい困窮してしまうと、幸福感は低下してしまいます。
緊急事態宣言により経済活動を押さえつけられ、行動自粛を忠実に守った結果、自ら命を絶つ人もおそらくいるでしょう。
現に2020年の7月からそのようにして亡くなる人が増加に転じ、10月頃にさらに急増しました。
パンデミック前は、過去5年間で最も低水準の数でした。
この推移こそ、日本人が苦しんでいることを暗に示しているのではないでしょうか。
ある人にはない未来がまだ私達にはある
人が最期を迎える際に、共通して特定の何かを行動しなかったことを悔いています。
志半ばで亡くなった方にも、とたくさんの後悔があったもしれません。
その人がつかめなかった未来が、今生きている人達には残っているという事を認識してください。
同時に、残りの人生が長くない可能性もゼロではないということも認識してください。
私も昨年職を失い、八方塞がりな状態に陥りかけた時期もありました。
自ら命を絶つことも頭によぎっていな中でも、『今自分にできる事をしよう』と決断したのは、まだ未来の可能性が潰えていないからです。
今日という人生が残りの人生の1日に過ぎず、自分で終わりを決めない限り未来は繋がります。
苦しい時期だとは思いますが、そのような中でも一日一日を大事に考えて下さい。
他人のことも、そして自分自身のことも。